自分の勉強法が確立できていないうちに勉強法の本を読むべきではないと私は考えています。

私がこう思ったのは『勉強法の本の勉強法が参考になるか否かの判断は自分の勉強法が確立していないとすぐにできない』のが理由です。(すぐにできないというのがポイントです笑)

 

おそらくほとんどの人は勉強法の本を読む理由としては、自分の勉強法に取り入れるためにその本を読むのだと思います。

 

しかし、その人の勉強法を自分に取り入れる行為というのは非常に難しいし、一歩間違えば合格するための遠回りになってしまう可能性が高いです。

 

その理由として、

1、客観的にその勉強法が自分にとって正解かがわからない。

21の理由からその勉強を継続させられるかがわからない。

3、もし継続させることができない場合、別の勉強方法を見つける必要があり、試験に間に合わない。

 

ということがかなり高い確立で想定できるからです

 

そもそも勉強方法というのは、基本的に習慣(朝起きて歯を磨く的な)と同じようなものです。

もし自分に合わない勉強方法を習慣化させることはかなりの苦痛と困難を伴います。

 

そして、かなりの苦痛と困難を乗り越えた人しかこの本の勉強法の正しさを証明できないが、

例えば読者の9割以上は脱落し、残り1割が合格し、その1割がこの本の勉強法の正しさを証明し広めた場合、この本の言ってる勉強法を正しいと広まりますが、実は9割以上は脱落いるという事実が隠れているわけです。つまり一種の生存バイアスがかかった情報の可能性があるわけです。(脱落者自身は『継続できなかっただけ』と考えて自分に合わなかったとは基本的には言いません。そしてここで私が言いたいのは自分が継続できない勉強法な時点でその勉強法の本買った意味ないよね。って話。)

 

継続できるか不明な勉強法な時点で、勉強法の本に書かれた勉強法はほとんど自分に合わないわけです。(経験したことない勉強法を継続できるかどうか判断するのは非常に困難です。)

 

それよりかは、まずは自分にできる範囲において継続でき習慣となり得るような勉強方法を見つけて実践すべきです。

 

そしてある程度結果出た後で、勉強方法の本を読むと自分にとって正解だった部分やそうじゃない部分がはっきりと浮き彫りになり、この本読まなくてよかったなや逆に読めばよかったなと、ある程度自分にとって客観的な感想が言えるわけです。

 

そういう自分の勉強法を確立できたという次元になるまでは勉強法に関する書籍はなるべく読まない方がいいと思います。時間と金の無駄なので。(逆に時間と金が余ってる人は読んでもいいと思います。)

 

以上です。

 

ではでは。

 

 

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