国税専門官試験の振り返りや考察の巻
参考になるかわからないですが、国税専門官試験についての振り返り
まず
・日商1級取得済み
・TOEIC600点台(継続的に勉強中)
・宅建落ち
・私立の経営学部卒
というのが私の勉強前の状態でした。
会社をやめたのが4月でそこから本格的に税理士の勉強を始めて、合間に英語や国税の過去問を解いたりしていました。
全体的に過去問で勉強をして、解説を読んでもわからないものは全て飛ばしました。復習も一切しませんでした。
また専門科目は、勉強経験のある科目以外すべて捨てました。私の場合は民法、会計学、経営学のみやりました。英語はTOEIC対策のみでした。
本番では会計学は満点で他も半分程度は取れていたのではないかと思います。
そして教養科目は、時事問題は過去問が使えないため、速攻の時事のみやりましたが、試験で同じ問題が出ても解けなかったのでやらなきゃよかったとすごい後悔しました。
本番ではおそらく国語と英語は9割くらい取れてて、あとは2割くらいしかわからず、適当にマークしました。
公務員試験は択一が総合点の6割を占めるので、上位合格したい人は高得点を狙う必要があります。
ただ、そうではない人でも、論述、面接とバランスよく対策を考えていく必要があります。
私の場合、論述の会計学は税理士の財表の勉強していたので公務員試験対策は一切せず、面接も民間経験者でしたので、対策はしませんでしたが、新卒よりかはアドバンテージがあったのではないかと思います。
おそらく落ちている人のほとんどが捨て科目を絞りきれてないからだと思います。公務員試験の会計学は日商1級や税理士試験を経験した人にとっては死ぬほど簡単です。そして他の科目もその手の受験生経験者からみると死ぬほど簡単です。しかし、いくらひとつひとつが簡単でも範囲が広いため、時間の都合上、捨てる必要性があります。
公務員試験ほど取捨選択が大切な試験はないと思います。
また1つ失敗しても他の科目でカバーできるため大丈夫です。
国税専門官の場合は2つまで失敗できます。
私の場合は、択一の教養科目と2次試験の面接で点数が伸びませんでしたが、論述と択一専門科目で挽回することができました。
ただし、順位的には3000番台とかなり下位で、ぎりぎりでしたので運の部分もかなりあるため、参考になるかは微妙ですが・・・。
以上です。
ではでは。