ネットスクールラストスパート模試の点数と感想(財務諸表論)

ネットスクールラストスパート模試財務諸表論の点数と感想

 

今日も1日お疲れ様です。

 

にーとです。

 

独学の必須の問題集と言えるのが税理士 平成30年8月 第68回試験予想ラストスパート模試 財務諸表論 です。

 

先日、じっくり時間をかけて解いてみたので、その点数と感想を公開したいと思います。

 

まずは得点から

第1回、44点(141020

第2回、43点(10825

第3回、47点(121025

 

次にそれぞれの感想

第1回

問1

・費用認識(難易度普通、短答式形式で実現主義、発生主義、費用収益対応の原則を出題)

問2

・純資産(難易度普通、概フレから企業会計原則の規定まで幅広く出題)

問3

BSPL作成(難易度難、引っかけが多かった、問題の質はあまりよくないと感じた。)

 

全体的な感想

・理論に関しては幅広い論点を問う形式となっていて予想とはいえない

・理論の選択問題の選択肢の内容もひねりがないと感じた。

・復習用教材として使えるかどうか微妙なレベルの問題集

 

第2回

問1

・取得原価(難易度普通、棚卸資産や減損、固定資産まで広く問われている)

問2

・税効果(難易度易、税金の性格という古臭い論点から繰延税金資産の資産性まで、税効果のフルコース)

問3

PLBS作成(難易度易、過去問レベルのオーソドックスな問題)

 

全体的な感想

・理論の典型論点の暗記が甘いと感じた。

・問われたことに対して解答するのは意外と難しいと感じた。

・計算に関しては、知らない論点はないので、精度を高めるのみ

 

第3回

問1

・のれん(難易度普通、のれん、負ののれんから出題)

問2

・利益計算とCF(難易度普通、利益の性質やCFの間接法のメリットなど)

問3

PLBSSS、その他(難易度普通、ボリュームが多い)

 

全体的な感想

・のれんというかなり理解が要求される問題でピンポイントに聞かれたことを書くのは容易ではない

・リサイクリングの問題も出題されたが、本番では、でないと思います。

・問題不備が目立った。

 

 

まとめ

・計算も理論も基本的には知らない論点はないので、いかにミスなく、聞かれたことに答えるかが勝負だと思いました。

・またラストスパート模試自体はおそらく予想や構成はベテラン講師がやっているのでしょうが、中身や実際に作問しているのは若手講師や簿記論や財務諸表論合格しただけのレベルの人が作成しているのではないかと感じるくらい作りが甘かったです。

確かに3000円という安価な値段で3回分の模試をつけているのですから、多少自分の予備校の答練と質が落ちるのは当然かもしれませんが、ネットスクールという看板を掲げて出版している以上は、しっかりとした問題を作成してほしいと思いました。

 

現場からは、以上となります。

 

みなさんはどうだったでしょうか。

 

ではでは。

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